宇部市文化財

法泉寺厨子


施設名法泉寺厨子
説明厨子は、仏像などを納める箱をいいます。入母屋造の妻入で、背面は切妻です。桁行二間76.4cm(側面)、梁間一間86.1cm(正面)で、屋根は瓦葺き風の木造です。正面扉は桟唐戸で、側面に花頭窓が見られるなど、全体に禅宗様式でまとめられ、その手法などから室町時代中期(15世紀後半頃)に造られたと思われます。県内でも数少ない中世建築の一つです。法泉寺は明応年間(1492〜1501)に、大内氏によって山口に建立された禅宗寺院で、大内氏滅亡後は小野に移されました。また大内氏は享禄年間(1528〜32)に棯小野に寿明院観音堂も建立していました。この厨子は観音堂にあったといわれ、寿明院が廃寺後に、大内氏ゆかりということから法泉寺に移されたと考えられます。
カテゴリ県指定文化財
サーブカテゴリー建造物
指定日1980-12-05
管理者法泉寺
場所山口県宇部市小野棯小野
製作